カルカソンヌ日本選手権2025メビウスママ観戦記|こぼれ話

24号に掲載しきれなかった、こぼれ話『カルカソンヌ日本選手権2025』のメビウスママ観戦記をお届けします!

カルカソンヌ日本選手権は2011年に始まりコロナ禍で中止もありましたが14回の大会を開いています。その運営と様子を見つめてきたメビウスママです。そんなメビウスママを日本選手権2025は非常にわくわくさせてくれる大会でした。その「わくわく」をこぼれ話でご紹介します。

✨️わくわく その1

1月から始まった予選会は開催希望が多数集まり4月1日には日本選手権会場の運営キャパを超える恐れが出たために予選会受付を中断することになりました。結果1月から3月中に受付をした53回の予選会で779名が日本選手権出場を目指しました。

✨️わくわく その2

4月、上越での予選会で小学生が予選通過を果たしました。
その事が上越タイムに掲載されました。

✨️わくわく その3

日本選手権には予選通過者とシード選手合わせて82名が臨みました。
その顔触れは、小学2年生2名、小学5年生1名、中学1年生1名、中学2年生1名、中学3年生1名、女性8名、2013年の日本代表、2022年の日本代表、2023年の日本代表、2024年の日本代表、2018年の世界チャンピオンの姿までありました。2011年の初回から連続出場を更新中の強者(ゆれひさん)の姿はありがたい存在でした。

✨️わくわく その4

予選が進むにつれ、小学2年生のくろだせいくんのテーブルが上位にグイグイッと上がってきました。

4回戦、2024年日本チャンピオン渓氏と対戦、勝利
5回戦、2023年日本チャンピオン道下氏と対戦、勝利
6回戦、2018年世界チャンピオン藤本氏と対戦、負け

予選は4勝2敗で決勝ラウンド進出は叶いませんでしたが、予選終了後感想を尋ねると、「とても楽しかった、元世界チャンピオンの藤本さんと対戦できたことがとても嬉しかった」と話してくれました。対戦中の姿は椅子に座っても、立ち上がっても差がほとんどない小さな体格ですが、自分の手番では迷いもなく素早い判断でタイルを配置するスタイルには対戦相手も舌を巻くほどでした。更に興味深いのが、カルカソンヌの草原に寝ることの意味が理解できず伸び悩んでいたそうですが、小学校で九九の学習が始まり3の段を覚えたらスーッと理解でき上達に勢いがついたそうです。九九という知識力、ルールを理解するという理解力、状況を素早く理解してタイルを配置する判断力、6回戦もの予選を戦うという集中力、たくさんの力をこの小学2年生は身に着けた様子です。素晴らしい!

✨️わくわく その5

女性8名の活躍が際立ちました。
この選手権では予選6回、その後成績上位者8名が決勝ラウンドに臨む仕組みです。予選結果「全勝1名、5勝1敗が8名(含む女性3名)です。」とアナウンスが流れると会場には大きなどよめきが起こりました。結果決勝ラウンドに5勝1敗の男性5名女性2名が勝ち進みました。石鍋なるりさんと伊藤有里さん、この2人の女性は準決勝にコマを進めます。準決勝を見守る人たちは、二人の女性の実力を十分に理解しています。なるりさんは昨年決勝まで進むも優勝を逃しています。有里さんは2017年から日本選手権に毎年出場し年々実力をあげてきたプレイヤーです。この後なるりさんはさらにコマを進め決勝に臨みましたが優勝を逃しました。有里さんはこの準決勝で敗退となりました。しかしこの2人を含む8名の女性達が日本選手権を華やかに彩ってくれた大会でした。この女性たちの活躍がさらなる女性の活躍につながることを願ってやみません。益々がんばれ!華やかなるカルカソンヌ女子!

✨️わくわく その6

カルカソンヌ日本選手権2025の優勝者ソウさんは中学1年生。予選6試合、決勝トーナメント合わせて全勝!カルカソンヌ日本選手権始まって以来の快挙です。ジュニアと呼ばれる年齢ですが、それを感じさせない戦いぶりに脱帽でした。超!かっこいいー!!

✨️わくわく その7

コミュニティの力を強く感じる日本選手権でした。今回の日本選手権に小学生が3名出場しましたがコミュニティで実力を磨いていました。カルカソンヌを楽しく強くなるためのコミュニティは以前から存在しています。前述の有里さんもカルカソンヌができる居酒屋で有名な「ぺろ八」で楽しみながら実力を磨いているお一人です。地域のコミュニティであったり、職場のコミュニティであったりとその基盤はさまざまですが、カルカソンヌというボードゲームを競技として楽しみ、日本選手権に出場するという目標の中で実力を磨き、お揃いのTシャツを作り日本選手権で着用して出場する、そんなコミュニティが日本各地にあることが非常に嬉しくてわくわくしました。

多くのわくわくがメビウスママを楽しませてくれたカルカソンヌ日本選手権2025です。

カルカソンヌ世界大会2025には、ソウさんとBGAで開催されているカルカソンヌワールドカップチームジャパンからキタラさんの2名が日本代表として出場します。

カルカソンヌ世界大会
2025年10月25日(土)

開催場所:ドイツ・ヘルネ市コミュニティセンター「H2Ö」
日本との時差は7時間(日本が7時間先行)みなさま応援よろしくお願いいたします。

Byメビウスママ